ライフスタイル

2026/03/17

あの日、スタジオで話したこと〜台湾の学校を卒業する記念に〜

当店で撮影されたお客様のエピソードを紹介します。 ヘアメイクや着付けの最中、スタッフとの何気ない会話から紐解かれた、お客様一人ひとりの大切で愛おしいストーリーです。

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こんにちは、写真工房ぱれっとです!

この記事では、実際にお客様とスタッフが交わした会話から生まれた、ある素敵なエピソードをご紹介します。

 

今回は、写真工房ぱれっと札幌中央店で卒業記念撮影をデータまるごとプランで撮影されたお客様のエピソード。

 

人生には、卒業、入学、結婚、就職といった大きな節目があります。

記念撮影は、そうした「今までの自分にさよならを告げ、新しい一歩を踏み出す瞬間の自分」を記録するものです。今回の台湾人留学生の方にとっては、日本でのインターンシップという挑戦の終わりと、本国での卒業という二重の大きな節目を象徴するものでした。

 

この記事を読めば「今、この瞬間を形に残す勇気」が見つかるはずでず。

自分らしいスタイルで残す卒業記念撮影の魅力を、ぜひ感じてみてくださいね。

 

 

 

異国の空の下、青い振袖に込めた卒業

 

鏡の中に映る自分は、少しだけ見慣れない。 真っ白な肌に、スタッフさんが丁寧にオレンジ色のアイシャドウをのせてくれます。

「今日は緊張されていますか?」 そう聞かれて、思わず「はい」と笑ってしまいました。

無理もありません。ここは日本。私にとっては、憧れと少しの心細さが混ざり合う異国の地なのですから。

 

私は台湾からインターンシップのために日本へやってきました。 今は定山渓の旅館で働きながら、日本の文化に触れる毎日を過ごしています。

「日本語、とってもお上手ですね!」 スタッフさんの明るい声に、少しだけ緊張が解けました。 去年の7月に来日してから、日本の寒さには本当に驚かされました。 私の故郷では、今ごろ20度もあって暖かい風が吹いているのに。

 

 

 

今回、私がこの写真スタジオを自分で探して予約したのは、大切な「卒業」を形に残したかったからです。

台湾の学校を卒業する記念に、どうしても日本の着物を着て写真を撮りたかった。 選んだのは、涼やかなブルーの振袖です。

「お衣装がブルーベースなので、綺麗めとかわいいのを混ぜた感じにしますね」 プロの手に委ねる時間は、自分へのご褒美のようでした。

 

日本での生活は、想像していた通り素敵なものでした。 でも、想像以上に寒くて、時々故郷の家族や温かい食べ物が恋しくなります。 そんな私を支えてくれたのは、同じ志を持つ友人たちでした。

 

「最近は小樽へ行きました。海が見えて、アイスクリームが美味しくて……」 そんな何気ない思い出を話しているうちに、鏡の中の私はどんどん「卒業生」らしい、凛とした表情に変わっていきました。

 

 

 

メイクが終わり、次はヘアセット。 水色の可愛らしいお花を髪に飾ってもらうと、ようやく実感が湧いてきました。 このインターンシップが終われば、私は台湾に帰り、そのまま学校を卒業します。

日本で過ごした冬の寒さも、小樽で見た青い海も、そして今日、この場所で綺麗に変身させてもらったことも。 すべてが私の新しい門出を祝う宝物です。

 

「メイク、こんな感じでいかがですか?」 鏡を覗き込むと、そこには少し大人っぽくなった私がいました。

「大丈夫です、ありがとうございます」 この青い振袖を纏った一枚の写真は、きっと一生、私に勇気をくれるはずです。

日本の空の下で、私は一歩、新しい未来へ踏み出します。

 

 

 

Palette Note ― 撮影現場から届く、心のダイアリー

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

「あの日、スタジオで話したこと」。

今回ご紹介したお客様との時間は、私たちスタッフにとっても忘れられない宝物です。

 

写真工房ぱれっとでは鏡の前で緊張が解けていく瞬間。 家族を想って少し鼻の奥がツンとする瞬間。 そんな、写真には写りきらない、けれど確かにそこにある「想い」を、会話を通して一緒に引き出していきたいと思っています。

 

「こんなこと話してもいいのかな?」なんて思わずに、ぜひあなたの物語を私たちに聞かせてください。 スタッフ一同、スタジオでお会いできるのを楽しみにお待ちしております。

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