ライフスタイル

2026/02/19

あの日、スタジオで話したこと〜大雪さえも一生の思い出に〜

当店で撮影されたお客様のエピソードを紹介します。 ヘアメイクや着付けの最中、スタッフとの何気ない会話から紐解かれた、お客様一人ひとりの大切で愛おしいストーリーです。

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こんにちは、写真工房ぱれっとです!

この記事では、実際にお客様とスタッフが交わした会話から生まれた、ある素敵なエピソードをご紹介します。

 

今回は、写真工房ぱれっと札幌中央店でブライダルフォトをロケーションプランで撮影された新婦さまと新婦さまのお母様のエピソード。

 

一生に一度の結婚記念。

最近では、旦那様とのツーショットだけでなく、これまで大切に育ててくれたお母様と一緒に撮影を楽しんだり、旅行を兼ねてフォトウェディングを行ったりするスタイルがとっても人気なんです。

 

この記事を読めば「記憶に残るフォトウェディングの楽しみ方」が見つかるはずでず。

自分らしいスタイルで残すブライダルフォトの魅力を、ぜひ感じてみてくださいね。

 

 

 

吹雪の窓辺で笑い合って。新しい家族と母に贈る、真っ白な旅路

 

窓の外は、道民ですら驚くほどの真っ白な世界。

「飛行機が飛んだのは、きっと奇跡だったね」

そんな会話から始まった、私たちの北海道旅行。

 

東京からやってきた私にとって、この雪は、まるですべての音を飲み込んでしまうような、厳しくも美しい静寂のようでした。予定していたスケジュールは少しずつずれてしまったけれど、鏡の前でメイクをしてもらいながら、不思議と心は穏やかでした。

 

だって、隣には大好きな母がいて。

そして、私の人生の新しいパートナーと一緒に、この景色を見ているから。

 

 

 

「新婚旅行、どこに行く?」

そう聞かれた時、真っ先に思い浮かんだのは、母が好きな『ゴールデンカムイ』の舞台、小樽でした。

母は寒いのが苦手だと知っていたけれど、それでも「一緒にこの景色を見たい」とわがままを言ったのは、新しい家族の始まりを、母の笑顔と一緒に刻みたかったからかもしれません。

 

かつて千葉の銚子から東京へと、覚悟を決めて出てきた母。

「シティボーイぶって」なんて茶化してしまったけれど、その一歩一歩が、今の私の幸せに繋がっていることを知っています。

 

 

職場での出会い、一週間で確信に変わった毎日。

スピード感のある私の人生は、時に母を驚かせてしまうこともあるけれど。

「ロムアンドの眉マスカラがいいよ」「在宅でお仕事してるの」

何気ない会話を重ねながら、私は心のどこかで、母に「もう大丈夫だよ」と伝えたかったのかもしれません。

 

空港からのガタガタ道、タクシーに揺られた昨夜。

車酔いを気にかけ、甘いものを食べようと笑い合う時間は、どんな高級なレストランの食事よりも、きっと贅沢な思い出になります。

網走の流氷は、今回も見られないかもしれない。

けれど、こうして思い通りにいかない時間を「楽しいね」と笑い合える人がそばにいること。それが、この旅が私にくれた一番のギフトでした。

 

 

 

「かわいい……ありがとうございます」

仕上げのスプレーの香りに包まれて、鏡の中に笑う自分を見る。

 

小樽のチーズスフレ、きのとやの甘い香り。

これから始まる新しい生活も、きっと今日のように、予期せぬ雪に足止めされる日があるでしょう。

でも、そんな日は、美味しいお土産を並べて、温かいお茶を飲んで、今日みたいに笑い飛ばして歩いていこう。

 

この真っ白な雪原は、これから私たちが描いていく、未来のキャンバスなのだから。

 

 

 

Palette Note ― 撮影現場から届く、心のダイアリー

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

「あの日、スタジオで話したこと」。

今回ご紹介したお客様との時間は、私たちスタッフにとっても忘れられない宝物です。

 

写真工房ぱれっとでは鏡の前で緊張が解けていく瞬間。 家族を想って少し鼻の奥がツンとする瞬間。 そんな、写真には写りきらない、けれど確かにそこにある「想い」を、会話を通して一緒に引き出していきたいと思っています。

 

「こんなこと話してもいいのかな?」なんて思わずに、ぜひあなたの物語を私たちに聞かせてください。 スタッフ一同、スタジオでお会いできるのを楽しみにお待ちしております。

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